翌11月18日には蒲島郁夫熊本県知事を表敬訪問し、連携協定の締結意図や展望等についての報告を行いました。
今後、国内外の企業や研究機関、大学等への提供に向けて広く展開してまいります。
次世代の生体吸収性材料として期待されるシルクタンパク質ですが、生産環境、トレーサビリティや供給の安定性に対する懸念から、長らく市販を想定した製品への活用が具体化していませんでした。その課題を克服するために、株式会社あつまる山鹿シルクが管理する桑園での桑葉の完全無農薬栽培、NSP山鹿工場における無菌養蚕環境構築を推進し、原料から最終製品までの全工程自社工場完結という独自の一貫した生産体制の構築を実現するに至りました。
我々はVAXESS社との連携を発端に、今後、高品質シルクとシルクタンパク質の可能性を最大限に高め、医療分野での社会課題の解決に取り組んでまいります。
高品質シルクの医療機器応用における優位性
1. 自社完結の清浄環境での全齢飼育による比類なき高水準の清潔さ
2. 掃立(孵化)から収繭、繰糸までの全工程自社完結によるトレーサビリティ
3. ISO9001認証に基づく品質管理
4. 自社が管理する桑園での桑葉の完全無農薬栽培